ほねつぎ という言葉を
耳にしたことはありますか?
ほねつぎとは、接骨院のことです。
最近はあまり耳慣れない言葉になりましたが、
半世紀程前までは、接骨院よりほねつぎという
看板を掲げているところが多くありました。
ほねをつぐ=骨を接ぐ という言葉からきています。
ほねをつぐとは、骨折、脱臼など骨、関節を怪我した時に
骨を元の位置に戻す整復を徒手で行うことができる
技術を持った国家資格の柔道整復師が行います。
柔道整復師は、骨、関節、筋、腱など軟部組織損傷に対して
柔道整復術を行う人のことで長い歴史を持って現在に至っております。
長い歴史をさかのぼると、武道にたどりつきます。
戦国時代の武道には、殺法と活法があり、
殺法は、武術の殺りく手段として用いられ、柔道の柔術でいえば、
当て身技、投げ技、絞め技、関節技などはすべて殺法になります。
活法は、負傷した、怪我をした人に治療、手当てを行うことであり、
蘇生法まで含まれます。
時代とともに発展し、競技やスポーツの中に
組みこみながら現在に至っております。
柔道整復術とは、柔道整復師が行う施術のことで、
運動器系(骨、関節、筋、腱、靭帯などを主体とした各組織)に加わる
外傷性が明らかな
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などに施術を行います。
柔道整復術は、各損傷に対し評価、整復、固定、
後療(手技療法、運動療法、物理療法)、指導管理を行いながら
自然治癒力を最大限に生かすものです。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの怪我をした時は、
ほねつぎの専門家である接骨院にご相談ください。
げんきの森たるい)
もりた鍼灸接骨院
岐阜県不破郡垂井町表佐159-3
国道21号沿いゆりの宮交差点十六銀行南へすぐ
℡0584-22-2863